英語キャンペーンはJNSA基金の活動の柱の1つです。JNSA基金本部委員が全国の小中学校を訪問し、英語に慣れ親しむ機会を提供することで、英語を好きになるきっかけを与え、小中学生の可能性を広げることをコンセプトとしています。

背景1
地域の教育間格差

地域によって触れるリソースの量、幅広さが異なります。

大都市圏と非大都市圏では教育の地域間格差が存在し、最終学歴にまで影響する。

参考:松岡亮二 (2019)『教育格差:階層・地域・学歴』ちくま新書
背景2
小中学生の英語への苦手意識

小学校・中学校の段階で多くの児童生徒が英語に苦手意識をもっています。

ベネッセ総合教育研究所(2019)「高1生の英語学習に関する調査」をもとに作成
ベネッセ総合教育研究所(2019)「高1生の英語学習に関する調査」をもとに作成

英語を通して、小中学生の可能性を広げたい

高円宮杯全日本中学校英語弁論大会を運営する学生たちが全国の小中学生に英語を好きになるきっかけを提供する英語キャンペーン。

 

期間中、「できる!」を実感してもらえるように3つのチャレンジに挑み、英語のゲームなどを行います。また、地域や進路をテーマにした交流会、大学生のホームステイによる異世代間交流で子どもたちの可能性を広げます。

 

英語を通じて自己肯定感を高め、さまざまな可能性に気づいてもらうことを目的とします。

 

1964年以来、JNSA基金本部委員の大学生のボランタリーベースの活動として60年近くに渡り継続してきました。小中学生にとって「英語に対する興味を湧かせ、大きな広い世界への眼を向ける」ことを目的として、全国の小学生・中学生へ英語の大切さを伝えてきました。これまでに訪れた学校は100校近くにのぼります。